オンナ3
やがて女は海辺の岩屋にいた 手元に落ちる巻貝を耳に宛がうとほろほろほろと音がする
女はチョココロネを連想した 空には雲がお絵かきのように絵を描いてる 人の顔がある
ガタゴトと工事の物音と人の声が遠くかすかに聞こえた 誰だろう?それは海辺の海だった
裸足で砂場を駆けたくなり女は海に潜ろうとした 危険で辞めたいな それでも入ってみた
水の中はよかとこですばい 洗いんしゃいと水の精霊に囁かれた 女は はい と貞淑なモノ
ざぶりと水かぶり ごろり転がると女は水に沈殿していく これでさよならだなと女は言うが
矢先に 精霊たちとの盆踊りが始まった よいっせこらよっ とかけ声 は~らよ~いよ~い
女はまずい!と岩屋にかけ上がり血文字の紋章を岩に刻んだ やばい!と女はうなだれた
ひっぱれひっぱれ水に染まれ よいさあ 精霊のそそのかしはつずく くすくすくす笑い
肉がぶにゃぐなぶにゃらぐあと女は肉を回想録 肉 肉 と嘆いた 女の部屋には
天井からロープで肉片がぶらさがっていた 風を受ければゆ~らゆら 金銭のキャッシュ
カウンターには子女がいた 子女は百面相をほどこし終末はむう~っとおし問答
憑いてくると女は喉を枯らした その男は憑いてきた 時として自転車に乗り換えて
女の目前を奔走したかのよう むむ おぬしやるなと女 肉の看板が軒をならだしたる塀から
こっそりと女は肉屋に侵入した 肉屋では豚さんがマスクで顔を隠しMrさんに物申す
何故できない?なぜわかってもやらない?と詰め寄る 女は焦りを覚えその場から退散
窓から透かし見えた男の光輝 シャッター音がぱしゃぱしゃと 降りろこのやろう証拠とったるで!
との呼び声 女は肉肉と涙を浮かべた ある男に女は勃ったまましようと持ちかけられ
震えあがった おっ恐ろしいと女はびくっと怯えた肉の塊にされちゃうと女はかくっと白目剥く
女はこれっていいでしょう~おお?と口をお~~にし執拗に言い触れ回すようになっていったのです
ある日女はコンビニエンス店に立ちはだかり 店舗の書を黙認しとある雑誌が目に飛び込んできた
女は催眠状態となりすう~っとある雑誌を見さだめる男の背後ににじり寄っていた 偲びよる影
きっ!と女は男にぴったりひっつき睨みを効かせた 女は男の脳天に向けてそんな雑誌嘘っぱち
ですよと放射し指をピンっとはじいた 男は殺気を感じささっと雲隠れをした いひひひ悲と女は
含み笑いをした しめしめしし死 女は誰にもばれずに生ききききっと歯をむきだした 女のうわ片言
A少年君は物真似っこちゃん 憧れのT君になりたいなぁ! T君だったらやっぱりと
墨をしゅっと吹き出しイタコのようにT君になりすました きゃっきゃっきゃ~愉快~
入れた墨には味がある T君だったらこんな感じと 片手を持ちあげ横に指差した
少年はこれっていいでしょ~と僕の指先は上の天だけどT君だと横のこれなのと
ほくそ笑んだ 僕T君になったよ!といきようようとご報告 少年君の物真似っこは
尽きない 僕ナンでもなれちゃうよ!と僕ちゃんは言う へぇ~ラッキーじゃんとT君
僕ってなにっ子でも出来るもん!と自慢した T君は少年を生意気やつめ うふふふ
ふと軒下からは地鳴りが響く 女の声ううーうううーう 新たな誕生じゃよ いひひひひ笑
石の獅子舞の目は金色に染まり口は赤く塗られてる ビルが木が商店が女の通り道に
女の中へ入ってくる 女は小鳥神社のあの十字路にいつしかいた 十字の真ん中に
ハッ!キュイーんどるるるる ドリルで穴を開けるように女は地面に吸い込まれそうになる
助けて殺される!と女は悲鳴をあげた 地面の穴は収縮し事なきを得た はあはあ息
女の乗り込んだエレべーターはどんおんどんおん急下降 どん おん どんタコス
だだっぴろいホールに隔離された女の目に小さな窓枠が見えた 柵が張られた窓 2階から
1階の様子を伺う為 階上から耳を側だてると聞こえてきたのは毎日ソーダー水を1本だけ
与え隔離ね 女は耳かっぽじってよー聞けや!と脅された気がし 右おう左おうとホール内を
ぐるぐるぐるぐる回った くらくらっとフラッシュバックし薄べったい平茶毛布を抱え震えると
やるしかないやるべきだやるためにここに来たとのお告げを聞いた 窓の柵はぐにゃりと
溶けるように変形した あの柵なきものとしてあらずと女は呻いた バックしろロールしろ!
バックには茶とらん猫が待っている 行かせて下さいにゃとらんと猫にわびさびを入れた
はははは~んへへいっ!その合間には階下からの会議判決のうぶ声が聞こえる おぎゃ~
おぎゃ~あたしゃか~ちゃんよ~と女は赤子をあやしにあばばばばあ ママでちょよぉ まんま
あげまちょよ~~女の階下には赤まんま黄まんま子まんま まんま~まんま~お~よしよし
階下には赤い舌をちろつかせ目つきはやにただれたぬめりとぬるぬるの蛇の集団がいた
厄がつく役がつくとはよく言ったもんでと 人間の仮面を被った蛇に言うと じゃじゃじゃじゃ~
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