オンナ9
私の石のミニチュアとそっくり 石だたみのお庭には 猫たちがまどろんでいた
いつも通ると猫がいる ふと気ずくとお湯に浸かる女がいたあの女の人誰かしら?
あちこちに鏡が張り巡らされている 女は私のようだった 妙に眠くなるうと幻夢
玄関から外に出ると冷たい霊気ひんやりわれに返る 向かいの家のお風呂も
入ろうと風呂に浸かっていった 鍵をがちゃがちゃ開け閉めて 手足を使え
人が訪れたなら大きいクローゼットに人を閉じ込めてみたい女はあらぬ欲望を抱く
さあいらっしゃい閉じ込めてあげる 魔方陣の中に観葉植物クローゼットへようこそ
お風呂の温度は44度 お湯に浸かると皮膚が赤くなっていた あかい肌と女は
ドーナツ模様のバスタオルで赤い皮膚を覆った くるくる 小窓には赤いカーテン
ぶらさがっていた 光が入ると夕焼け小焼けの赤とんぼ 赤い部屋の赤いお肌
4 4って目の形みたいと女は呟く 外の廊下には黒い霊柩車が整然と並んでいる
黒い車ばっかりと女は呻く ベランダに出るとやはり黒い車が睨みをきかせている
黒くて怖いやと女は布団の中でほっかむりをした 妙にぽかぽか暖かい室内
ちびちゃんの鳴き声がきゅきゅと聞こえてくる きゅ きゅ きゅ ら ら ら
女が森を散策中に森にて行方が不明となる 木に幕が張られている テント?
木の幕にちかずくと文字がじわじわと浮き彫りになってきた 息の根を止めてやる
女は木をこんこんし木を倒すことかな? 木は木で息を潜めていた 虫の息
てんとう虫が女に目株を取れと言う 目株って?てんとう虫はししししと笑い
飛んでいった 女は木のきり株に腰をおろした 森には何やらあるらしい
てんとう虫がまい戻ってきた し だよ し と言うと 女の足元にうずくまりまるまる
し~んとした森の中 し・・・・ かと女はついうっかりいつもの癖で鹿に思いを馳せ
ごまかすなよとてんとう虫が言う そ・・・・でした・・・・と女 虫虫ってお天道様
体と頭がかちかちんに固まっていった ほれみたことかあんた あんのぅを
やり過ぎだよ すいやせんついやっちゃって かちかちなの でも。。。。また
あんのぅのポイントに飛びまふた と女はてへっとげんご ぐーぱーちょきと
手をちらつかせ けけけ と笑った やるしかないんだもん たわけたことを
・・・・ ところであなた誰かさん?と女 私?わたしは案脳だよ 私の脳さん?
ちゃいます わたひは外部外注の脳じゃらん なんじゃらほい?脳の馬鹿!
じゃんけんぱーがぐーを飲み込みちょきと可し ぱーとなりけりぱーなりけり
女は3面鏡を手にし自分の顔を見つめていた すると鏡の向こう側から
へへっだんなこれでちょっとした事ができやしてと呟く あれよあれ
の ろ い おいおいおいおいまずいじゃ~ないと女は言ったものの
い~じゃな~いと言う 自分に呪いをかけるっていうのもできるかもね
3面鏡には顔がかぶさり映りこむ これこれい~のみ~けたとけたけた笑
のろい は言葉にするなと 鏡の向こうから声がする わっかりました~
女は呪いから卒業したのに もう と言いながらも目はぎらついていた
わくわくするよ~と鏡の向こうの者が囁き そなのよね~やめられな~い
ほらほら~きたぞ~きたぞ~きたぞ~鏡人 ぞうさんって言わせてと女
空が雲に覆われまっ白 電線に黒い小鳥が停まり十字模様
小鳥も黒い十字 飛びたっていった
電線は白地の空を横ぎり一本の黒い線 綺麗
お地蔵さんは 両目が開かれていた
塩地蔵 塩をかぶった雪地蔵 お湯地蔵好きかな
塩にお湯をかけたら地蔵 首から上だけの男の子の顔人形
顔だけなので何もできない 手足がない 笑ってる
並ぶつらずら露店の通りを抜け 呪い祟り狐の前にいた
こんちゃんは首から上 もげてない ないのはそう ない意味
知ってます 当てました 知るよしもない? 女は知ってる
狐さんの赤いずきん首からぶらさげ念字が記されてる
わかりますか? うふふふふふふふ
おや? 気が抜けてもいないのに 炭酸が爆破した
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